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フィギュア紹介:『PHANTASY STAR ONLINE 2 es』涼風のジェネ

あみあみ×AMAKUNIより発売の1/7スケールフィギュア『PHANTASY STAR ONLINE 2 es 涼風のジェネ』の写真をお届けします。多数のフィギュア商品が出ている人気キャラクター「ジェネ」に挑戦するあみあみとAMAKUNIのタッグですが、その出来栄えや如何でしょうか。

PHANTASY STAR ONLINE 2 es 涼風のジェネ
総合評価
( 4 )
メリット
  • 元気いっぱいな表情を細部まできれいに立体化
  • 豊満なバストやヒップの肉感をフェティッシュに造形
  • Smooth Skin加工による透明感のある肌感
デメリット
  • シンプルなポーズに対して希望小売価格23,000円はやや強気

商品のサマリ

商品名涼風のジェネ[サマーバケーション]
作品名PHANTASY STAR ONLINE 2 es
スケール1/7スケール
メーカーあみあみ×AMAKUNI
発売時期2025年1月
デザインNidy-2D-
原型製作横田健
彩色星名詠美
サイズ (幅 x 奥行 x 高さ)約120mm × 120mm × 270mm
重量約250グラム
価格23,100円 (税込)
中古価格 (2026年8月調べ)15,000円前後 (税込)

原作は、以前別のフィギュアで紹介した『PHANTASY STAR ONLINE 2 es』です。セガが展開する人気オンラインRPG『PSO2』のスマートフォン向け派生アプリ。

ジェネは本作のメインヒロインであり、アークス特務部隊に所属してプレイヤー(指揮官)の相棒として物語の中心で活躍する存在。グラマラスな体型と露出度の高いSF風衣装が印象的な、作品を代表する看板キャラクターとなっています。

デザインはやはりNidy-2D-氏。デザイナー起点でのフィギュア化商品でしょう。同じくAMAKUNIによる『PHANTASY STAR ONLINE 2 es 蒼海のアネット』とセットで同時発売されました。

このジェネはファンタシースターオンラインシリーズの中でも屈指の人気キャラクターとなっており、コトブキヤからプラモデル含めて複数の立体化商品が発売されているほか、ソル・インターナショナル、バニーガールフィギュアメーカーとして有名なフリーイングからもフィギュア商品が出ています。水着フィギュアだけで本商品含めて4バージョン出ているはず。

今回ご紹介する「涼風のジェネ サマーバケーション」衣装は、ゲーム内の夏イベント限定チップとして登場したアナザーバージョン。主人公やアネットたちと共に、夏の海やバカンスを楽しむ外伝ストーリー仕立てとなっており、通常のハイテクSF戦闘服から一転し、セーラー風スクール水着を着用しています。

目次

フィギュア全体像とプロポーション

それでは全体像から参りましょう。
ポージングに若干のアレンジが加えられているアネットに対して、こちらのジェネは、明るい表情で敬礼している元絵どおりのポージングで立体化。スラッとしつつも健康的な肉付きや、ダイナマイトなバストも忠実に再現されています。なびくツインテールが程よく躍動感を演出しているのも良いですね。

肌はAMAKUNI自慢のSmooth Skin加工による仕上げ。通常のフィギュア商品とは一線を画す、すべすべした肌触りとなっています。見た目のほうは、イラスト通り美白肌でありつつも適度な血色感があり、自然な仕上がり。

フィギュア全体の360度 全周囲ギャラリー

フィギュアの360°ギャラリーにObjectVRを利用しています。閲覧するには画像をクリック又はタップしてください。ご利用の際には合計5メガバイト程度の画像ファイルが読み込まれます。通信量にご注意ください。

高解像度版 全身ショット

ディテール : 顔まわり

表情とアイプリント

悩ましげな表情の「アネット」と異なり、ハキハキした笑顔。

Nidy-2D-氏による元イラストは目と口が大きく描かれた、よくも悪くもアニメ的・平面的なタッチですが、フィギュア版では目元と口元が大きくチューニングされています。しかし元イラストにおける元気いっぱい、弾ける笑顔という雰囲気はまったく崩れていない。どこまでNidy-2D-氏本人が関与したか不明ですが、原型制作担当さんがいい仕事していると思います。

先ほど触れたように敬礼のポーズをとっていますが、笑顔もあって堅苦しさはなく軽い挨拶というイメージです。まっすぐ正面を向いたシンプルな表情ということもあり、左右上下どの角度からみても破綻のない造形ですね。

パッチリした瞳はグリーンで、アネットとは色が異なりますが、よく見てみると瞳の模様は共通点が多い。細かいですがハイライトとしてオレンジ色が入っているほか、ツヤツヤした光沢感が目立つプリントとなっています。パッチリさを引き立たせるためのシャドウ部分は、まつげが細部までしっかり描かれており圧巻の情報量。

頬にはチークと、眩しい太陽をイメージしたのかハイライト入り。口元もスマイルカーブが非常に自然です。リップ部分にはクリア塗装がのせてあり、キュートさを演出していますね。顔を構成するパーツ全てが抜かりなく仕上げられており見事なクオリティ。唯一、右目にあるホコリの巻き込みが不満点です。

ちなみにアイシャドウ部分ですが、彩色見本に比べるとまつ毛のグリーンが目立つようチューニングされている気がします。シャドウ自体も薄めになっているかもしれません。この商品、ダブルブランドなのにあみあみ側とAMAKUNI側で別々の写真を使うというチグハグなことをやっているのですが、どちらの写真もシャドウが濃くて厚化粧な雰囲気が出ているんですよね。実物はもっとナチュラルメイクな見え方になっており、個人的にはこちらのほうが好みです。

ヘアスタイルとアクセサリー

髪の毛は黄金色のツインテール。敬礼のポーズにあわせてテール部分が本人からみて右になびいており、しっかり動きが感じられる造形です。一方で、毛束感の細かい造形のほうは、アネットの三つ編みヘアほどの拘りは感じられません。

毛色は黄金色ですが、陰影をつけるためにグラデーション塗装が随所に施されています。黄緑色のハイライトカラー部分も含め、塗装は非常にきれい。頭部の前後パーツのかみ合わせ部分も、パーティングラインが目立たないよう丁寧に仕上げられていますね。

アクセサリー類は少なく、マグネットで着脱可能なベレー帽と、ツインテールの髪留めにもなっているメカパーツ。頭部に「被さる」サイズであるアネットのベレー帽と異なり、ジェネのベレー帽は「乗せる」サイズなので、マグネット式になっているのは納得です。

ディテールの造形と質感

衣装デザインと造形

スクール水着にセーラー襟のついたノースリーブシャツという、アネットとお揃いのスタイル。スクール水着部分はバスト下までしか覆っておらず、バストはノースリーブシャツで隠すという実用性を完全無視したデザインです。

アネットも同じデザインですが、あちらと異なりジェネの場合はシャツがたわわなバストを覆いきれていないので、この不思議なデザインがより目立ちますね。

たわわなバストが本商品の見どころの一つですが、さすが丁寧に仕上げられています。まんまるなバランスの取れた輪郭はもちろん、シャツからはみ出るバストの肉感など、拘りをもって造形されていることがわかりますね。

セーラー襟のネイビーと白の塗り分けは、塗装のはみ出しやガタつきが出やすい箇所ですが、きれいに塗られています。うっすらとシャツが透けているような肌色塗装も施されていますね。バストのキワや脇部分のピンク塗装も自然で、肉感ある仕上がり。一点だけ、シャツとバストの境目に仕上がりが粗い箇所があるのが気になるか。

ウエスト部分は、ボンキュッボンな抜群のプロポーションが魅力的。はち切れそうなバストと、肉付きのよい太ももが目立つフィギュアですが、腕やウエストまわりは細いんですよね。腹部は体のラインにあわせた凹凸と、それにあわせた塗装の濃淡による立体感があり、単調になりがちな水着フィギュアながらも色々と工夫がこらされています。

アネットでは、水着のフリルのシワ部分に白の滲みがみられましたが、ジェネはアネットと比べてフリル部分のシワが深く入っていないためか、特に気になる箇所はみられません。

体正面はタイトな水着がピンと張ったような造形、塗装ですが、背中側にはポージングにあわせたシワが入っています。セーラー襟の背中部分には、台座と同じ、花を模したような模様が入っていますが、調べても詳細は不明。所属組織の記章か何かかな?

手足とアクセサリー、台座

水着フィギュアなので非常にシンプル。足を交差させて、つま先立ちをしたポーズとなっています。Smooth Skin加工の所為かさらっとした質感。不自然な美白肌ではなくしっかりとした肌色ですが、ヒップやシューズのキワ部分を除けばハイライトなどは控えめです。

むっちりした健康的な太ももや、ふくらはぎのラインが見どころで、バスト同様に水着のキワ部分はフェティッシュな造形。こういうのが好きな人には刺さるでしょう。

気になるポイントとしては、膝頭を強調するように凹みとピンクのハイライトが入っている箇所は少々違和感ありますね。膝を曲げているポージング等でたまに見かける表現ではあるのですが、このジェネの場合、ピンクが強すぎて周りから浮いている感じがします🤔

靴・台座はジェネとお揃いのデザイン。靴はデッキシューズのイメージでしょうか。つま先立ちにあわせた皺が造形されているのが良いですね。ソール部分の紺と白の塗りわけ部分はみ出しやガタツキが出やすいデザインですが、完璧とはいえないまでも手堅く仕上げられています。

台座は彩色見本では透明なプラ台座でしたが、製品版では浮環 (ふかん、要するに浮き輪) をイメージしたような白と紺の円形台座が付属。デザインは悪くないですがプラスチッキーさは否めません。

まとめと感想

ということで、あみあみ×AMAKUNIより『PHANTASY STAR ONLINE 2 es 涼風のジェネ』のご紹介でした。

セットで同時発売されたアネットと同じく、クオリティの高いフィギュアです。私は水着フィギュアはあまり趣味ではありませんが、ポージングから造形、塗装まで非の打ち所のない商品。彩色見本からの劣化がないところもよいです。AMAKUNIはフィギュア界隈では定評のあるブランドですが、さすがの出来栄えだといえるでしょう。

先にレビューしたアネットと比べると、わかりやすい笑顔など、個人的にはこちらのジェネのほうが好みかな。特にフェイスパーツの出来はとてもよくて、水着フィギュアでなければ手元に置いておきたいと思える仕上がりです。

PHANTASY STAR ONLINE 2 es 涼風のジェネは買うべき?

クオリティだけでいうならば買いなのですが、ジェネは他にも相当数のフィギュア商品が出ているので、その中でこの一体を選ぶべきかというと難しいですね。

PSO2 es原作のフィギュア商品だと、コトブキヤから出ている「ファンタシースターオンライン2 es 清夏のジェネ」(レースクイーン衣装版)の評価が高いようなので、そちらと比較することになるでしょうか。私は残念ながら清夏のジェネは持っていないのですが、いずれ手にする機会があればレビューして本フィギュアの評価も更新したいと思います。

とはいえジェネというキャラクターが好きだという人であれば、本商品も十分以上にクオリティは高いので、とりあえず購入してしまっても損はないと思います。

PHANTASY STAR ONLINE 2 es 涼風のジェネの価格評価と購入ガイド

希望小売価格は23,000円ほど。シンプルな立ちポーズのフィギュアとしては強気な価格設定ですが、アネットと同様に、クオリティの高さを考えると納得感ある価格だと思います。とはいえセットで購入すると高価格帯のフィギュアに手が届いてしまうので、そこをどう考えるかですね。

これもアネットと同じなのですが、2025年の7月現在、大手ホビーショップでは未開封品が18,000円ほどで販売されています。写真を再撮影して記事を更新した2026年8月時点では、未開封品の在庫は捌けましたがランクAの中古品が15,000円ほど。水着フィギュアが好きな人なら揃えてみるのもアリじゃないかと思います。

PHANTASY STAR ONLINE 2 es 涼風のジェネの撮影後記と使用機材

以上、あみあみ×AMAKUNIより『PHANTASY STAR ONLINE 2 es 涼風のジェネ』のレビューでした。

一部ホビーショップで掲載されている商品画像は、顔に落ちている影がアイシャドウを変に強調してしまっており、商品の魅力を引き出せていない気がするのですが、実際はとても仕上がりのよい商品です。AMAKUNI側では均等にライティングされた写真が掲載されていますが、ショップにも同じ写真を掲載させたほうがよかったのでは…。

ポージングがシンプルなうえに、濃色の少ないフィギュア商品なので、クオリティの高さも相まって撮影しやすい商品ですね。アイプリの光沢が少し強めで、気になるとしたらそのあたりでしょうか。本当に細かく仕上げるなら水着への照明の写り込みをちゃんと制御したいところではありますが、今の撮影環境だとこれ以上は難しいかなあ🤔

カメラSONY a7S III
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズVoigtlander APO-Lanthar 65mm Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm Macro
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm
照明機材ノーブランド ソフトボックス
NEEWER PL60C RGB LEDパネルライト
NEEWER 660 RGB LEDパネルライト
NEEWER SRP18C RGB LEDリングライト
Ulanzi VIJIM LEDバーライト
その他機材SLIK ライトカーボンE63
VANGUARD ALTA PH-32 3Way雲台

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