ブログsteamc1aw.comは本ドメインに引越ししました。改めてよろしくお願いします m(_ _)m

フィギュア紹介: 『勝利の女神:NIKKE』バイパー:トキシックラビット | フォトレビュー

アルターより発売の1/7スケールフィギュア『勝利の女神:NIKKE バイパー:トキシックラビット』の写真をお届けします。NIKKEの人気キャラクターである「バイパー」のバニーガールコスチュームを立体化した商品で、艶やかなメタリックピンクのバニースーツと、ゲームのライブ2Dに忠実な妖艶な表情が特徴の一品です。

勝利の女神:NIKKE バイパー:トキシックラビット
総合評価
( 3 )
メリット
  • バイパーのライブ2Dモデルに沿った妖艶な表情
  • こだわりの詰まった白ストッキングの塗装
  • 全体的に元モデルの再現度は高い
デメリット
  • 前髪を筆頭に、造形と仕上げが雑な個所が散見される
  • 仕上がりを踏まえると24,000円という希望小売価格は高価

商品のサマリ

商品名バイパー:トキシックラビット
作品名勝利の女神:NIKKE
スケール1/7 スケール
メーカーアルター
発売時期2025年9月
デザインキム・ヒョンテ
原型製作槙尾宗利
彩色渡邊恭大
サイズ (幅 x 奥行 x 高さ)約95mm × 95mm × 270mm
重量約300グラム
価格21,800円 (税抜)
中古価格 (2026年5月調べ)17,000円前後 (税込)

キャラクターと原作について

原作は韓国のゲームスタジオであるシフト・アップが開発したスマートフォンゲーム『勝利の女神:NIKKE』です。いわゆるポストアポカリプス的な近未来を舞台に、世界を制圧したラプチャーと呼ばれる機械生命体に対抗するために機械の体を持つ少女たち「NIKKE」が戦うシューティングRPG。2022年のサービス開始以降、日本のみならずグローバル市場で高い人気を維持している作品です。

「背中で魅せるガンガールRPG」という謳い文句のとおり、戦闘中に常にキャラクターの背中側を映す独特のカメラアングル「バック・ビュー」システムを採用。NIKKEのような照準型シューティングは一人称視点が古典的なスタイルですが、三人称視点によってプレイヤーは個性豊かなキャラクターたちの背中(と尻)を堪能することができ、キャラゲー要素の強いスマホゲームとの親和性が高められているというわけですね。

今回ご紹介するフィギュアはゲーム内で「エグゾチック」と呼ばれる部隊の一員「バイパー」を立体化したもの。美貌と言葉巧みな話術で相手を意のままに操るという小悪魔的なキャラクターで、モチーフも蛇と危険な香りが漂います。主人公とは敵対する立場ではありますが、序盤のストーリーにおいて見せ場が豊富に用意されており、そのセクシーなビジュアルと相まって人気キャラクターの1人となっています。

着用しているコスチューム「トキシックラビット」はカジノを舞台にした2023年の大型イベント「Bunny X 777」にあわせて実装されたバニー衣装。バイパーはストリート感のあるオリジナルコスチュームが一番人気だと思うのですが、勿体ぶっているのかバニー衣装が一発目の立体化でした。とはいえデザインココからオリジナル衣装の1/4スケールフィギュアが2027年に発売されることが決まっているほか、AMAKUNIからは時期未定ですが水着衣装の立体化も決定済など、さすが人気IPの人気キャラクターといえる勢いです。

本記事に掲載している画像は、クリック・タップすると高解像度 (2,560ピクセル) の画像ファイルが表示されるようになっています。画像ファイルあたり500キロバイト前後のデータ通信が発生するため、高解像度の画像を表示する際にはWiFi接続をおススメしています。

目次

全体像とプロポーション

それでは全体像から参りましょう。
ゲーム内のLive2Dモデルをもとにしたシンプルな立ち絵ポーズです。NIKKEのコスチュームにはガチャでのみ入手可能な豪華版コスチュームと、ゲーム内ショップやゲームパスで確実に入手できる廉価版コスチュームとがあり、トキシックラビットは後者。廉価版コスチュームはポージングそのままで衣装スキンのみ変更という仕様になっており、このスマホを手にしたポーズもバイパーのオリジナル衣装と共通のものになります。

基本的には元モデルに忠実な立体化ですね。セクシーさを前面に出したキャラクターとあって、豊満なプロポーションで造形されています。また、1/7スケールフィギュアとしては比較的大振りで、バニー耳まで含めると一般的な1/6スケールフィギュアとも並ぶくらいのサイズ感。おかげでシンプルなポージングの割に存在感のあるフィギュアに仕上がっていますが、ディスプレイ棚などで高さ制限がある場合は要注意です。

フィギュア全体の360度 全周囲スライドショー

表情とヘアスタイル

表情

お顔ですが、こちらを誘惑するような妖艶な顔つきをしっかり再現。冒頭のキャラクター紹介の箇所で書いたように、相手の弱みを握って意のままに操るというキャラクターですが、余裕のある笑みや目つきなど、全体的な雰囲気はドンピシャだといえます。

元デザインと同じように本人からみて左手から鑑賞することを前提に造形されているため、反対側からみると若干違和感のある表情になります。目つきが大きな役割を果たしているようで、視線がこちらを向いていないアングルだと「優しいお姉さん」みたいな表情になっちゃいますね。ただ、顔つきが大きく破綻するほどではなく比較的バランスのとれた造りにはなっています。

アイプリントは光沢仕上げとなっているほかは然程の特別感はなく、睫毛や眉毛の表現も含めて至って一般的な水準のディテール。ただ、見ていると催眠術にかかりそうな独特のデザインとなっており、フィギュアの雰囲気構築に大きく貢献しています。さりげないチークの入れ方や、ものすごく細かいホクロのプリントも良いですね。

ヘアスタイルとアクセサリー

ヘアスタイルについていうと、まず商品宣伝にあるように背中側のロングヘアは結構しっかり造形してあります。彩色見本と比べると塗装のプラスチッキーな光沢感が目立つことは否めませんが、ゆるくカールする毛先の表現など手堅いです。

一方で前髪の質感は個人的にかなり気になりました。造形に関していうと、前髪の一部パーツの取ってつけた感が強いことや、明らかに自然ではない「く」の字にカーブしているパーツがあること、また毛先の造形が甘いところなど気になりますね。塗装も、マクロレンズで撮影すると荒れが目立つほか、バリなのか塗装のダマなのかわかりませんが、キワ部分の処理も甘い。あちこちでレビューを見ても「さすがアルター!」と絶賛されているので、ハズレ個体を引いただけなのかもしれませんが、一部は肉眼でもわかるくらい目立つので、ちょっとどうかなあというところ。

アクセサリーとしては、バニーガールスタイルということでウサ耳のカチューシャを着用。胴体部分と同じメタリックレッドで塗装されている部分は質感高いのですが、ウサ耳の内側、白く塗装されているところは塗装がホコリを巻き込んでしまっていて、全体的に品質管理のイマイチさが目立ちます。

ディテールの造形と質感

バニースーツスタイルの衣装

冒頭で書いた通り、作中イベントである「Bunny X 777」にあわせて登場した衣装。イベントそのものはカジノ「コインラッシュ」を取り仕切る777部隊の「ブラン」と「ノワール」(アルターから「Bunny X 777 Ver.」としてフィギュア化されています)をフィーチャーしたストーリーになっており、バイパーは脇役としての登場でした。基本的にはイベント世界観のアングラさやセクシーさを強調するという役割が大きかったように思います。

シンプルなバニースーツスタイルではありますが、造形、塗装ともに質感は良好。バイパーのパーソナルカラーであるピンクをモチーフにしたメタリックなレッド/ピンクの塗装がひときわ目を引きます。彩色見本と比べるとメタリックなギラつきが若干強めに感じますが、バニースーツによくあるサテン或いはエナメル生地のような素材感がしっかり出ていますね。塗装そのものの質感だけでなく、衣装のキワ部分をやや濃いめに塗装することで立体感を出すなど、細かいところまで丁寧に仕上げられています。

セクシーさが売りなキャラクターだけあって、フェティッシュさに拘った仕上がり。ダイナマイトなバストは、元モデルよりも若干引締まった造形(元モデルは若干たるんだ感じがあります)になっていますね。デコルテやバストまわりの肌の質感は特別きめ細かいとは感じませんが、自然なピンク色のハイライトが入っており血色のよい肌色となっています。

ウエスト部分で絞ったバニースーツの皺表現もばっちり再現していますが、気になる点として、レビューしている個体は右脇腹部分、ヒップまわりに塗装のはみ出しがあります。普通に鑑賞するぶんには気付かない箇所なので検品ではスルーしたんでしょうか。このあたりの「目だない部分だからいいよね」的ないい加減具合も印象としてはマイナスです。

手足と台座

手足は適度な肉付きがありながらすらっとしたプロポーション。写真だとわかりづらいのですが、前腕部の骨ばった筋が造形されており、これには感心しました。

手に持ったスマートフォンは、アクセサリー含めて手堅い仕上がり。一方で、そのスマホを持っている左手は、ヘビをモチーフとしたリングの造形・塗装が気になります。薬指の付け根を盛りあげて造形し、盛りあがった部分を塗装することで指に巻きつくリングを再現しているのですが、造形と塗装にズレがあるんですよね。細かくみると指の肉そのものが膨れ上がっている不自然な造形になってしまっています。

足は胴部と同じようにフェティッシュな仕上がり。ヒップから太腿、ふくらはぎとつながる脚のラインが美しく、好きな人には刺さるでしょう。このへんは元となったLive2Dモデルよりもセクシーな造形となっており、フィギュアならではの曲線美が楽しめます。

素肌ではなく白ストッキングを着用。膝頭のハイライトは元モデルほど目立ちませんが、透け感とむっちり感をだすために太腿とふくらはぎ部分に肌色を入れるという表現は踏襲されています。ただ、太もも部分はともかく、ふくらはぎ部分はちょっとやりすぎ感がありますね。また、ストッキングの生地感を出すためか、脚部全体に細かい横線模様が入っています。これは写真だとほとんどわからない表現で、光にあててフィギュアを回転させるとわかりやすいです。

ハイヒールはバニースーツと同じメタリックレッド/ピンクの塗装。ヒールそのものの塗装はきれいな仕上がりですが、アンクルストラップ部分にキワ部分のガタツキや、白タイツと相互に色滲みがみられるのは残念。台座は大理石を模した模様が入っているほか、ゴールドで縁取られており、カジノに相応しいゴージャスな雰囲気がでています。

まとめと感想

ということで、アルターから『勝利の女神:NIKKE バイパー:トキシックラビット』のご紹介でした。
フィギュア界隈では評判の高いアルターですが、個人的には当たりはずれのあるブランドだという気がしていて、今回の『バイパー:トキシックラビット』はちょっとハズレかな…というのが偽らざる印象です。ケチをつけたポイントは遠目で眺めるぶんには気にならない程度のものなので、ぱっと見では決して悪い出来ではないんですけどね。この仕上がりで「アルタークオリティ」と言われると、その程度のもんじゃないでしょ?と思ってしまいます。

とはいえ、バイパーというキャラクターの妖艶でデンジャラスな雰囲気はたっぷりと感じることができますし、セクシーなプロポーションを再現している造形の曲線美や、こだわりを感じる白タイツの塗装など、決して悪いところばかりではありません。そのあたりはアルターの地力を感じる商品ではあります。前髪の造形だけはどうにもなりませんが、あとは品質管理の問題ですしね。(そのへんを考慮して★3つの評価にしています)

勝利の女神:NIKKE バイパー:トキシックラビットは買うべき?

キャラクターが好きならアリでしょうね。
このブログはマクロ撮影含めて、撮影した写真をもとにレビューしているので、無駄に細かいところまでみて厳しめの評価になっていますが、全体の雰囲気だけで評価するのであれば決して悪いフィギュアではありません。バイパーが好きでバニースーツコスチュームのフィギュアが欲しいという人であれば、購入しても満足できるであろうレベルの商品に仕上がっています。

ただ、そこまでバイパーやバニースーツコスに興味がないフィギュアコレクターが「アルターブランドだし、ちょっと手を出してみるか」と思って適当に買うと後悔するかもしれません。基本的には、キャラクターのファンが買うべきフィギュアかなと思います。

勝利の女神:NIKKE バイパー:トキシックラビットの価格評価と購入ガイド

希望小売価格は税込みで23,980円。バチっと仕上がっていれば納得できる価格だったと思いますが、私の掴んだ(正確には買ったのは嫁さんですが)個体の品質だと、納得感のある価格は税込み19,800円くらいかなあという印象。発売から半年程度ですが、2026年5月に調べた限りでは大手ホビーショップに潤沢な中古在庫があります。未開封中古、いわゆるAランク品が18,000円。開封済中古品で16,000円程度といったところ。

本商品のリリースがアナウンスされた2024年半ば当時はNIKKEのフィギュア商品はまだ多くなかったように記憶していますが、その後は似たようなバニー衣装だけでもブラン&ノワールがセットになった「Bunny X 777 Ver.」やルピーの「ラグジュアリーラビット」(しかもこれは1/4スケール)など相当数の商品が出てきたので、予約キャンセルや到着後の即売りなどで在庫がだぶついている状態なんじゃないかと勝手に想像しています。

逆にいうと、アルターの生産能力とフィギュアファンの需要の波の狭間で価格が下がっている状態のフィギュアだと思いますので、バイパーのフィギュアが欲しいという方にとっては買い時ですね。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

勝利の女神:NIKKE バイパー:トキシックラビットの撮影後記と使用機材

以上、アルターから『勝利の女神:NIKKE バイパー:トキシックラビット』のレビューでした。
個人的にバニーはそこまで興味のあるコスチュームではないので購入しておらず、いつもの嫁さんレンタル品です。パッとみたときは「けっこう悪くないじゃん」という印象でしたが、細かいところまで見ていくとちょっと残念でしたね。前髪の毛先は嫁さんも気になったということでした。

撮影上はシンプルな立ち絵ポーズのため、あまり難しい要素のないフィギュアではありますが、メタリック塗装のバニースーツは映りこみが激しいため、やはりそこは頭を悩ませます。今回は黒いスチレンボードを用意して、照明の映りこみがが目立ちすぎないよう消しこみながら撮影しました。

とはいえ、ライティングする以上は映りこみを完全に防ぐことはできず、映りこみ自体も彩色見本のような柔らかい反射にはならず、どうしてもギラつきが出てしまいますね。もうちょっと撮影ブースが大きければ照明の距離で反射をコントロールできるようになると思うのですが、物理的な限界はいかんともしがたいところ。

カメラSONY a7RIII
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズVoigtlander APO-Lanthar 65mm Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm Macro
LAOWA 90mm F2.8 2x Ultra Macro APO
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm
照明機材ノーブランド ソフトボックス
NEEWER PL60C RGB LEDパネルライト
NEEWER 660 RGB LEDパネルライト
NEEWER SRP18C RGB LEDリングライト
Ulanzi VIJIM LEDバーライト
その他機材SLIK ライトカーボンE63
VANGUARD ALTA PH-32 3Way雲台
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

皆さまのご意見、お待ちしています

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

このレビューは役に立ちましたか?
💬コメント欄でお気軽にご感想をどうぞ。購入検討中の方の質問にもお答えします。

コメント

コメントする

目次